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三代目が彫刻師を選んだ理由

自分の手は、初代の手に似ているという。またそうあって欲しいと願う。

三代目が覚えている初代の手は、人差し指の太さも親指の太さほどあり、とにかく”ゴツゴツ”であったという。 しかし、病気のため一ヶ月仕事をしなかったときに見た手は”ツルツル”で柔らかかった。わずか一ヶ月程度で それほど変わるのかと子供心に不思議に思ったという。仕事を復活すると同時に元に戻ったその手は、まさに職人の手だったのだろう。

初代から教えてもらった、職人の手。仕事をしてこその職人の手。家業として代々受け継がれる彫刻師の技が手に伝わる。 三代目が彫刻師を選んだ理由。

職人の手 獏木鼻を製作中

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木彫置物干支「午(馬)」
木彫置物干支「午(馬)」 材質 神代楠 高さ約36cm 2026年の干支の午
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木彫置物「ありがとう」双猿 材質 欅 高さ 約40cm 一木造 平成七年度 市橋和典作


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